O157の予防について
世の中には多くの感染症がありますよね。
冬になると大流行するインフルエンザや小さな子供が発症すると重篤な症状が懸念されているロタウイルスなど。
これらに共通するのは、予防接種が可能だということです。
ロタウイルスに関しては小さな子供を対象としているようですが、インフルエンザは子供・大人関係なく誰でも予防接種が可能です。
ですが、以前猛威をふるって世間を騒がせたあのO-157には予防接種はありません。
それがなぜかというと、原因が「大腸菌」によるものだからです。
ウイルス性の感染症に関しては、そのウイルスにたして抗体をつけるような予防接種が有効ですが、菌に関してはこのような予防ができないケースが多く、多くの人が「自己防衛」しないといけない現状があります。
では、予防接種がないO-157はどのように予防を行うべきなのでしょうか。
簡単にできる予防と、どのような経路で移ってしまうのかについてわかりやすく解説していきますね。
O157の主な感染ルートとは
O-157は、基本的に飲用水や食物を通して私たちの体内に侵入します。
例えば、井戸水にO-157大腸菌が侵入していて、それをうっかり飲んでしまう。
または、O-157を持っている牛などの肉を食べた場合に、十分な加熱処理が施しておらず感染してしまう。
このような感ケースが多いでしょう。
ただし、これだけではありません。
過去には、動物とのふれあいによる例や、移ってしまった家族の菌を通して二次感染する場合も多くあります。
O-157の予防に効果的な方法とは
まず、効果的な方法として以下のいくつかの方法が挙げられます。
- 手洗いやうがいなどを徹底して行うこと
- 肉はきちんと加熱処理をしてから食べること
- 家族が発症した場合、便の後始末など適切な処理を行う
必ず洗浄液や石鹸などできちんと洗い流して殺菌してください。
少しでも拡大を防ぐには、一人一人が菌をこれ以上増殖させないという心構えも大切ですよ。参考になさってくださいね。
うんちく
アルコールや、石鹸で簡単に除菌できない場合は次亜塩素酸水を利用するとか!?
よく歯医者さんでも販売されている次亜塩素酸水などは殺菌効果があるので、口のうがいだけではなく、いろいろなところでもつかえそうです。
次亜塩素酸イオン(OCL−)の作用により効率よく除菌できるそうです。基本口の中ですが、口がOKなら手指もOKですね
次亜塩素酸水について
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